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なんでPMSになるの?現時点では月経前症候群の病因は不明であると言わざるをえませんが、月経前症候群が卵胞期にはその症状が全く認められずに、黄体期になると上記のような精神症状や身体症状が出現することから、内分泌環境の変化が病因と考えられてきました。即ち、黄体期の「プロゲステロン(黄体ホルモン)不足説」、「エストロゲン(卵胞ホルモン)過剰説」等がその代表です。排卵後の2週間は、卵巣から出るプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが急激に増減する時期です。この変動のために自律神経がバランスを崩して不調が出ると考えられているのです。 しかし、月経前症候群の患者の血中のプロゲステロンやエストロゲンの濃度は正常であることが多く、単一ホルモンの異常ということでは説明ができません。また、このことは黄体ホルモン製剤の単独投与によっても、必ずしも症状が改善しないことからも明らかと言えます。ただ、内分泌環境の総合的変化が全く無関係という訳ではなく、直接的あるいは間接的に関与していると示唆されています。
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