ABOUT PMS  ―  月経前症候群の自己ケア 
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深呼吸ダイエット

 自分でなんとかできないの?

月経前症候群の治療は、症状の緩和が中心になります。塩分の摂取量を減らすことによって、体内に貯留される水分量が減り、むくみが軽減されます。体内の水分量を減らすため、利尿薬(腎臓による塩分と水分の排出を助ける薬)が処方されることもあります。軽度から中等度の月経前症候群では多くの場合、運動やストレス解消法(瞑想、リラックス運動など)が神経過敏や興奮の緩和に役立ちます。カフェインの入った飲みものや食べもの(コーヒー、チョコレートなど)の摂取量を減らすことも、ときに効果があります。カルシウムのサプリメント(栄養補助食品)を1日に1000ミリグラム服用すると月経前症候群の身体的、感情的症状が軽減されます。その他、マグネシウムやビタミンB群、特にビタミンB6(ピリドキシン)などのサプリメントを毎日服用すると月経前症候群の症状が軽くなるという説もありますが、このようなサプリメントの効果はまだ確かめられていません。ビタミンB6の大量使用は有害なことがあります。1日200ミリグラムというわずかな量でも神経障害を起こしたという報告があります。


 体のリズムを知って自己コントロール

先ず、不快な症状がPMSであることに気付いて受け入れることが大切です。イライラや落ち込みの原因がPMSであることが分かれば「この時期は仕方がない」と軽く流せるようにもなります。基礎体温を測っていればPMSの時期も予測できるので、大切な仕事はこの時期を外したり、ミスしやすいことを自覚して慎重に事に取り組むなどしてトラブルを防ぐこともできます。家族に「今は不安定な時期だからよろしくね」と言っておくだけでも、精神的に楽になるのではないでしょうか。


 リラックス&リフレッシュ

今の時期は仕方がないと割り切って充分な睡眠をとり、なるべくリラックスを心掛けましょう。好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったりすれば心も落ち着いてきます。不快な症状など忘れてしまうように、趣味やスポーツなどでリフレッシュすることも大切です。この時期は生理に向かって体がエネルギーを蓄える時期なので、ダイエットもうまくいきません。体重が落ちないからといってイライラせず、少し休んで食べたいものを食べて、生理が始まったらまた痩せようくらいの気持ちでゆったり構えましょう。


 腹式呼吸

腹式呼吸法は人体自身の自然治癒力の向上を主眼するもので、以下の側面で生理痛に対する解消或いは改善効果が期待できます。

■自律神経のバランスの調整
腹式呼吸の意識的なリズム運動によってセロトニン神経の分泌が促進され、生理痛の原因となるストレスの解消につながります。また、自律神経の中枢である視床下部の働きが正常になれば、ホルモン分泌のバランスの改善にプラスの影響を及ぼす効果が期待できます。

■血液循環の改善
自律神経のバランス調整により、自律神経によってコントロールされている血管や子宮の平滑筋の動きが正常になります。これによって血流が改善され、経血がスムーズに排出されることによって、生理痛が解消される可能性が十分あります。